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2×0(3年生)、741÷3(4年生)の正解率は……

2×0(3年生)、正解率31%
741÷3(4年生)、正解率12%


全校生徒を対象にテストをしました。
ホンジュラスの小学生の現状を知るために。

結論。
去年の内容は3分の1位しか分かっていない。
去年は授業が100日位しかなかったので、ほとんど進まなかった。
しかし、全員が進級した。
よって、今年の算数はとても大変。

2×0の答えはほとんどの子が2でした。
掛け算をちゃんと習っていないんですね。でも今そのクラスは288×7とかやってます。なかなか進まないって先生が嘆いていました。

241÷3は、まず計算式が立てられませんでした。
掛け算みたいな形で×の所に÷を書く子が多かったかな。習ってないんですね。割り算を。でも彼らもこの前1993÷26とかの授業を受けていたような。子どもが集中しないって先生がふてくされていました。

こんなにできないなんて思ってなかったし、先生よくやってるわーって関心しました。どうしたらいいか分からなくなった。
でも、まず去年の復習でしょ。そして、今年の内容も進めたい……。

先生方は、自分のクラスの子ども達があまりにも点数が悪いのでモチベーションが下がってしまいました。
先生にショックを受けさせる為にテストをやったわけじゃないのに。。。


ということで、急遽校内での研修会を開きました。

先生方に1日90分ある算数のうち、30分を復習に使い、60分を今年の内容に使うことを提案。
復習のやり方を、先生向けに模擬授業。

さらに、指導所を読んで!って言って、授業計画を簡単なのでいいから書くように勧め、
授業計画用ノートブックをプレゼントしました。


普段偉そうなことを言っているだけに、(このように改善した方がいい、とか。この式は間違っています、とか。)今回の模擬授業はいいものを見せたいと意気込み、緊張してお腹が痛くなりました。

逃げ出したくなりました。

すごく寝不足になりました。

校長先生の全面協力の下、研修会が無事終了し、
お礼をいわれ、拍手をされ、一緒に算数教育を良くしていこう!って言ってもらえて、
用意してくれてたコーラとクッキーを食べていたら、ほんとに泣きそうになりました。

がんばってよかった。あぁ……苦しかった。


その後、もう2カ月後にテストをする事、
また、10月にエルサルバドルで広域研修というのがあり、梨沙ともう一人、この学校の中の先生がそれに参加できる事を校長先生から説明してもらい、「じゃあ次のテスト頑張んなきゃね!!」やる気をとりもどしました!モチベーション急上昇!!誰が行けるかは、校長先生が選んで下さいます。

「リサ、私が行くわ。」

とか言ってる先生がいたり。

「リサ、指導所見せて。ここなんだけど……」

と、急に質問してきたり。

分かりやすい。熱心な先生方。

今回研修で教えた事を吸収しようとする意欲がすごい。
そして、復習の方法と授業計画を今回取り上げたので、授業を見に行ったとき、見るポイントが絞れるようになりました。

教えて、できるようになったら褒める。教育の原点……。相手が先生でも一緒ね。

広域研修ですが、6人該当者がいる中でエルサルに行けるボランティアはたったの3人。
JICAの方が選んで下さいます。
もちろん私が行けないことになると、うちの学校の先生も行けません。
こんなに盛り上がってるのに、誰も行けないって事になったらごめんなさい。
50%か……。微妙だな(笑)

テスト2
テスト中!みんな頑張っています。

テスト3
テスト終わったー!!

以上。学力テスト編でした。




以下、6週間任地に引きこもり、(山へは行きましたが)問題にぶち当たりまくった梨沙の日常をつらつらと綴ってあります。時間のある方はお付き合い下さい。長くなりそ。だって辛かったんだもん。

計画、様子見、校長先生と相談し、テスト実施を試みるが……

日本だったら3日でできる事。
ホンジュラスは3週間かかるんです。

日本なら……
人数分のテストを刷る・・・1日
テスト実施・・・・・・・・1日
採点、分析・・・・・・・・1日

ホンジュラスでは……
全部1週間づつ。

なーぜー?

説明しよう!!

まず、テストが無い!!
日本ならプリントを切って張ったりでできたり、市販のテストがあったり、教科書についてたりしますが、そんなのない!!!
なので、先輩隊員が作ったテストを、すべてノートに書きだし、チェックして、教科書のどのページに対応しているかを確認し、それを並び変えたり、数字を変えたりして、テストを作成。

製版機が無い!!
コピー機のちっちゃいのはあるのだが、1000枚以上の印刷には到底耐えられそうもない。なので、町でコピーが出来るところを探す。聞き込みによると3台、大きいコピー機があるらしい。
1件目・・・常にお店が閉まっています。
2件目・・・故障中です。
3件目・・・同上。
あぁ……。困った。
どうしたかと言うと、隣町まで行き、大量コピー。
2回に分けて行き、ようやくテストの準備が出来ました。

スペイン語が大変!!
先生へのお手紙や、子どもへの注意事項をスペイン語で作成、配布しましたが、なんたってスペイン語は……億劫になる。
なんとか作って校長先生にチェックしてもらい、一人ひとり配布。

ではいざテストへ!!!

テスト慣れしてないので、分からない所は先生がすべて教えてしまします。なので、1クラス1クラス回り、私の監視の下テスト実施。
テストの注意事項を面白めに作り、カンニングしようとする役の梨沙をみんなが笑ってくれました。(1人芝居w)

子どものモチベーションを上げるため、
「このテスト結果を日本に持って帰ります!みなさんはホンジュラス代表なのです!!」
と最後に付け加えたら、先生が本気にしてしまい、
「どうやって送るんだ」「もう送ったのか」とやたら聞いてきます。
きっと持って帰るもん。2年後に。

しかし、子ども達も本気になってくれて、学級崩壊クラスも、静かに真剣にテストに取り組んでくれました。
真剣なんでけど、分からな過ぎて泣きだす4年生男子。かわいい。

また、浮き彫りにされた子どもの貧困。
普段授業を見ていて、鉛筆を持っていない、消しゴムを持っていない子どもが目についていました。なので、今回テストをするにあたって、鉛筆15本消しゴム15個を用意していって、持っていない子に貸しました。

ほんとにね、予想以上に鉛筆を持っていない子どもが多くて。
30人いたら、15本全部貸しちゃう位。
消しゴムが無い子もすごく多くて。そして、これ、くれるの?っていうのね。
あげたいよね。鉛筆1本。それで勉強ちゃんとやる気になるもんね。
もう全員に鉛筆プレゼントしたいよね。
この鉛筆はかわいいね!って、何にも柄も付いてない茶色の鉛筆もってにこにこしてるんだもん。定規なんて揃ってないし、コンパスなんて買えないって言うんだもん。それじゃ、先生も、図形の分野、なかなかやりにくいよね。

テストいい点取れたら鉛筆プレゼントする?
いや、いい点取れる子は持ってるんです。


そして、高学年になると、先生がテストを解けなくなります。

できる先生もいますが、やっぱりできない先生が目立ちます。

ちょー面白かった会話。6年生の先生と。
問題:1mが2.34kgの鉄の棒があります。3mで何kgになるでしょう。
先生「リサ、これは割り算だね!?」
梨沙「…掛け算ですね。」

次の問題:2.6mのリボンを4つに、同じ長さになるように切り分けました。1つあたり何mになるでしょう。
先生「リサ、これは掛け算だね!?」
梨沙「……割り算ですね。」

先生「リサ、こっちのテストは簡単じゃないか!?」
梨沙「それは3年生用ですね。でも、3年生にとっては難しかったみたいで……」
先生「そうかい?この子はとても良くできているじゃないか!?」
梨沙「………それは私が作った模範解答です。」

先生「6年生用の模範解答も作ってくれるかい?」

以上。でもこの先生だけ、今日の研修会欠席!
すごく残念とても残念!!!!

採点、データ入力も、もちろん大変で、しかもデータが悪過ぎて先生方に見せられないという結果。
次回、きっと良くなるだろうから、今回と次回を比べたグラフでも作ろうかしら。

あー疲れた!

でも計画通りにテストが実施できたこと、ホンジュラスでは奇跡ただと思います。

忙しい時って急な用事が入りやすいと感じるのは私だけかしら?
見知らぬホンジュラス人が我が家を訪ねてきて、一緒に算数の教材を作ったり。
日本の文化紹介を次回の学校開催の何かの祭りでやりたいから踊り教えてって言ってくる先生がいたり。
県で行われる算数大会とかいうイベントの、問題作りとチェックをお願いされたり。
ほいほい、やるよ!!
全部やるよ!!!!!

ここまで読んでくれるのは身内だけかしら?
日本のパパ、ママ元気?
日本は暑いの?
長文すまんね。だってテンション最高にあげあげなんです。
ビール飲んでゆっくり休みます!

ではまた。

テスト1
この前パパの誕生日だったよ。娘さんとその赤ちゃんも来てお祝い♪
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